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2019年8月3日 研究支援
2019年度の熱帯感染症医師研修を実施

大阪大学微生物病研究所が主催し、R.E.P.が協賛団体として支援しています熱帯感染症医師研修が2019年7月21日ー8月2日まで開催されました。この研修は今年で11回目を迎え、今年は日本全国より公募により選考された7人の研修生が参加しました。前半1週間はタイ-ミャンマー国境の町メソット(Mae Sot)とウンパン(Umphang)に滞在し、その後東北部のコンケン(KhonKaen)に移動し、マラリア、デング熱、チクングニア熱、ツツガムシ病、類鼻祖など、日本ではほとんど見ることができない感染症の研修を行いました。ウンパンでは、昨年に続いて国境付近にあるカレン族の集落や難民キャンプを訪問し、感染症の実習だけでなく、難民問題、国際保健、僻地医療などについて、考えさせられることの多い研修会でした。

マヒドン大学熱帯医学部の先生によるレクチャー

 

マラリアの検鏡実習

 

ウンパン病院にて

 

カレンの村の人々と