教育支援部門

日タイ教育研究振興財団(R.E.P.)では、日本で学びたい、またタイで学びたい高校生や大学生を対象に、両国の高校や大学と共同で、研修活動や研修旅行の支援・企画・実施を行っています。

R.E.P. 教育支援部門において現在、支援を行なっている教育活動としては、以下のようなものがあります。

日本の大学生・大学院生の海外研修支援

大阪大学生物工学国際交流センター大学院生のタイ研修支援
大阪大学生物工学国際交流センターが、マヒドン大学、チュラロンコン大学、カセサート大学、モンクット王工科大学トンブリ校で行なっている夏季研修に参加する学生たちをサポートしています。タイを初めて訪れる日本人学生が慣れない現地で安心して生活し、研究活動を行うことができるよう、万が一の病気や事故の際には現場に駆けつけ、通院・入院の手配や付き添い等、ケアします。

マヒドン大学理学部キャンパスにて

マヒドン大学理学部キャンパスにて


立教大学教育学部ゼミ生のタイ研修支援

立教大学教育学部ゼミ生のタイ研修をコーディネートしています。バンコク都内クロントイ地区で活動するシーカーアジア財団と連携し、貧困問題の学習や教育開発のためのP4C(子どものための哲学)実践に取り組んでいます。また、一般社団法人アジア自立支援機構(GIAPSA)が企画・実施している、タイ北部の少数山岳民族であるアカ族のメーチャンタイ村訪問ツアーへの参加をサポートしています。

タイ北部メーチャンタイ村訪問ツアー

タイ北部メーチャンタイ村訪問ツアー


タイ国高校生の日本留学へ向けての研修旅行の企画・実施

タイの高校生が将来、日本へ留学して教育を受け、研究の道に進もうと決心するために重要なのは、日本の大学や研究機関における教育・研究について具体的なイメージを持つことです。そのためには実際にキャンパスを訪問して体験することが大事です。R.E.P. 教育支援部門では、これまで数度にわたりタイ人高校生が日本の大学と研究機関を訪れ、模擬授業の受講や実験室の見学を行う機会を提供してきました。これまでの活動状況について、概要は以下の通りです。

スアンクラーブ・ウィタヤライ・スクール高校生の日本研修ツアー
タイ国立の伝統的名門校であるスアンクラーブ・ウィタヤライ・スクールの高校生が来日、大阪大学や京都大学、理化学研究所(RIKEN)、Nakanoshima Qross 他を訪問し、医科学、生命科学、バイオテクノロジー、計算機科学などの科学技術分野における知識を学ぶための研修ツアーを数度にわたり企画・実施してきました(2018年度、JSTさくらサイエンスプラン採択)。

大阪大学微生物病研究所にて

大阪大学微生物病研究所にて