財団紹介

日タイ教育研究振興財団について

設立の背景

日タイ間交流は、近年、ますます盛んになり、タイ国内では多くの日本人とタイ人研究者が様々な専門領域で共同研究やフィールドワークを行っています。また、日本語を学ぶ生徒・学生数が増え、地方部でも日本語教師の需要が高まっています。さらに日本語教育のみならず、科学・技術、その他の諸分野においても現地の教育機関(高校、大学や専門学校)で教鞭を取り、活躍している日本人が大勢います。他方、タイ国内には多くの日系企業があって産業振興に寄与し、若者の雇用機会を創出していると同時に、公的機関や地域社会においては高度人材へのニーズが高まっています。しかし、それらの研究者や教員と民間企業、公的機関や地域社会との連携は現場において十分に機能していないのが実情であり、研究者や教員は活動資金が不足する一方で企業・機関や地域社会では人材が不足しています。

理念・ミッション

本財団は、民間企業、公的機関、その他の団体と個人から寄付金を募り、基金(JTREP事業基金)を設けて、タイ国内で活躍する日本人・タイ人研究者と教員の活動を支援することを目的として設立されました。それらの研究者・教員と民間企業、公的機関や地域社会を活動の現場で橋渡しすることにより、実践的な人材育成を支援します。

特別賛助会員・賛助会員について

本財団の趣旨に賛同する民間企業や公的機関等の団体および個人は、特別賛助会員(団体)または賛助会員(個人)として、日タイ教育研究振興会(仮称)の会員となり、所定の会費を納入することとします。なお、会費は年会費とし、別に規定を定めます。

ご寄付のお願い

本財団の趣旨にご賛同いただきました民間企業や公的機関等の団体および個人の方々から、不定期のご寄付を受け付けています。ご寄付いただく金額は、団体の場合30,000バーツ(1口)、個人の場合3,000バーツ(1口)とし、原則として1口以上からお願いいたします。

以上、何卒宜しくお願いいたします。

代表理事 望月 太郎(大阪大学大学院教授 文学研究科 前ASEANセンター長)
  理事 目加田英輔(大阪大学名誉教授、元大阪大学微生物病研究所教授・所長)
  理事 本持 明彦(タマサート大学理工学部日本語教員)

事務所住所:c/o Lemonseed Rooms, 1st Floor, 595, Soi Petchaburi 11, Petchaburi Road, Phayathai, Ratchathewee, Bangkok 10400
電話番号: 098-443-5670 (代表), 094-931-3207 (研究支援), 082-330-8686 (日本語教育・インターンシップ)

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